SILENT POETS、7年ぶりのニューアルバム『HOPE』を本日リリース ― タイトル曲「Hope」のオフィシャルビジュアライザーも同時公開

SILENT POETSが、前作から7年ぶりとなるニューアルバム『HOPE』を本日リリース。これにあわせて、タイトル曲「Hope」のオフィシャルビジュアライザーも公開された。

このビジュアライザーは、イタリア出身で世界的に注目を集めるヴィジュアルアーティスト、ガイア・アラリ(Gaia Alari)による手描きのアニメーション作品で、エキセントリックでありながらも、様々な感情を喚起させるその表現力に、SILENT POETSの下田法晴が深く魅了され、今回のコラボレーションが実現した。

本作は“希望は羽を持つもの”というコンセプトの元に制作され、ガイア・アラリからのコメントも寄せられている。

〈ガイア・アラリ — メッセージ〉

SILENT POETSの音楽、そしてEmily Dickinsonの詩の一節に深く心を動かされ、この手描きのアニメーションを制作しました。

本作は、200枚以上の紙のドローイングから構成される愛の結晶のような手描きのアニメーションです。ひとつひとつの線を描くことにただ向きあい、私は思考を自由に巡らせながら、“希望は羽を持つもの”というコンセプトに向き合ってみました。

そこで私が思い描いたのは、ひとつの神話のような存在、女神です。
繊細でありながら力強く、私たち一人ひとりの中に静かに宿り、マイナーキーでささやきながら、花を糧にして、現代の喧騒と混沌の中でも私たちをそっと高みへ、そして希望へと導いてくれる存在。
彼女が存在するのは私たちが一般的に理解する「時間」とは異なるリズムの中。それは自然のサイクルのように終わりなく巡る、循環する時間です。

アルバムタイトル曲「Hope」では、UK出身のシンガー、デニス・シャーウッド(Dennis Sherwood)をフィーチャー。鳥のさえずりや、アメリカの詩人エミリー・ディキンソン(Emily Dickinson)が1861年に綴った詩の引用を織り交ぜた、ピースフルなミディアムチューンに仕上がっている。また、本楽曲は6月27日に発売されるPlayStation®5用ゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(小島秀夫監督)への挿入歌としても起用されている。
さらに、アルバム『HOPE』のリリースを記念し、SILENT POETSオフィシャルオンラインストア(https://silentpoets.theshop.jp)もオープン。下田自身がデザインを手がけた記念グッズなどの限定アイテムが販売されている。

SILENT POETS Online Store
https://silentpoets.theshop.jp

SILENT POETS
New AlbumHOPE

配信リンク:https://ultravybe.lnk.to/silentpoetshope

01. Chariot I Plead feat. Tim Smith
02. Hope feat. Denise Sherwood
03. Sending Rockets to (tha) Moons feat. Ursula Rucker 
04. Rise Up feat. Salami Rose Joe Louis
05. Why? feat. Killa P
06. Something Kind feat. Lady Blackbird
07. Liberty Piano
08. Journey feat. LSK
09. Other feat. maassai
10. Struggle feat. Kazufumi Kodama
11. Money for War faet. Ranking Ann
12. Bystander to History
13. Lost and Found
14. Almost Nothing (Timeless piano mix) feat. Okay Kaya

「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」挿入歌:「Chariot I Plead feat. Tim Smith」、「Hope feat. Denise Sherwood」

フィーチャリングアーティスト、ミュージシャン
Tim Smith, Denise Sherwood, Ursula Rucker, Salami Rose Joe Louis, Killa P,
Lady Blackbird, LSK, maassai, こだま和文, Ranking Ann, Okay Kaya,
Everton Nelson, 屋敷豪太, 徳澤青弦, icchie, YOSSY, 小島大介, 春野高広 etc.

SILENT POETS(サイレント・ポエツ)
1992年のデビュー以来、シネマティックでダビーなサウンドを追求し、長きにわたる活動を通じて独自の音楽世界を築いてきた。これまでに、日本のみならず、Atlantic、Yellow Productions、99 Recordsなどの海外レーベルからもアルバムをリリース。イビサチルアウトの名作『Café del Mar』をはじめ、世界各国のコンピレーションアルバム40作品以上に楽曲が収録されている。活動休止期間を経て、2013年には自身のレーベル「ANOTHER TRIP」を設立し、音楽活動を再開。2016年にはラッパー・5lackをフィーチャーした楽曲「東京」が注目を集め、2018年には12年ぶりとなるオリジナルアルバム『dawn』を発表。長らく待ち望んでいたファンの期待に応えるとともに、色褪せることのないそのクオリティは多方面で高く評価された。同年に行われた初のバンド編成によるワンマンライブは、映画『SAVE THE DAY』として全国11箇所で上映され、さらにアルバム収録曲「Asylums for the feeling」は、世界的ゲームクリエイター・小島秀夫による『Death Stranding』に使用され、世界中の配信チャートにランクイン。今なお、グローバルな支持を広げ続けている。
そして2025年、世界が混沌と不安に包まれる中、沈黙を破り放たれるニューアルバム『Hope』が、新たな希望の音を届ける。


デニス・シャーウッド(Denise Sherwood)
ロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター。その独特なヴォーカル・スタイルと、ダブや実験音楽に深く根ざした音楽性で知られている。レゲエからトリップ・ホップまで様々なジャンルを融合させたサウンドでイギリスの音楽シーンに独自の地位を築いており、影響力のある音楽一家のレガシーが受け継がれている。2020年に、父親であるAdrian SherwoodのレーベルOn-U Soundからデビュー・アルバム『This Road』をリリース。彼女の楽曲は、生々しく、重層的でありながら親しみやすさもあり、歌詞は、人生の喜びと困難な経験の両方を反映し、暗さと希望のほろ苦いコントラストを伝えることが多い。


ガイア・アラリ(Gaia Alari)
ヨーロッパを拠点とするイタリアのビジュアルアーティスト、イラストレーター、そしてアニメーション映画制作者。彼女は現在、ADC Annual Awardのイラストレーション/アニメーション部門で世界第5位のクリエイターにランクされている。
http://www.gaiaalari.com


SILENT POETSHOPE
2025年6月25日発売
Formats: Digital, CD
Label: ANOTHER TRIP
ANTP-009:CD定価 3,000円+税
ANTP-009TM:CD+Tシャツ(サイズM)定価8,000円+税
ANTP-009TL:CD+Tシャツ(サイズL)定価8,000円+税
ANTP-009TXL:CD+Tシャツ(サイズXL)定価8,000円+税
Digital:⁦https://ultravybe.lnk.to/silentpoetshope

2025年7月中旬発売予定
LP(2枚組、カラーヴァイナル、ヨーロッパプレス):ANTP-009LP 定価7,000円+税